あの人を変えたい!!やるべきこと九選 D.カーネギー「人を動かす」薬学部の男が徹底解説してみた。~PART4.人を変える九原則~
皆様はお仕事で部下や上司、同僚と良い関係を築けているでしょうか?
今日は、
「自分がしてほしいことをしてくれない!!」
「上司に認められたい」
「あの人少し苦手かも...」
僕は学生でアルバイトをしているのですが、上司に怒鳴られたりして全然楽しくありません。
でもこの本を読んでそんな上司をどうしたら自分の思うように変えることができるか考えるようになりました。
そんな経験をしている方たちが人と良い関係を築きながら自分の思うように人を動かす九つの原則をご紹介いたします。
*本記事は以下の本を参考にしています。
https://www.amazon.co.jp/人を動かす-新装版-デール-カーネギー/dp/4422100513/ref=sr_1_2?dchild=1&keywords=%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99&qid=1587170152&sr=8-2
ご興味のある方は読んでみて下さい。
PART4.人を変える九原則
結論を先にお伝えします。
人を変える九原則
- まずほめる
- 遠まわしに注意を与える
- 自分の過ちを話す
- 命令をしない
- 顔をつぶさない
- わずかなことでもほめる
- 期待をかける
- 激励する
- 喜んで協力させる
今回はむずかしい内容はほとんどありません。
わかった方からすぐ実行に移しましょう!!
本記事は赤字を読んでいけば理解ができる内容となっています。
飛ばし読みをしたい方はご利用下さい。
- わずかなことでもほめる
ほめることはやっぱり大切です。
よくできたことは大いにほめてあげましょう。
しかし、ただ相手をほめるだけではいけません。
それはお世辞っていいます。
より具体性を持っていて心から出た言葉で相手をほめてあげましょう。
意外と人はお世辞かどうか気づくものです。
- 遠回しの注意
しかし、もしその人がまちがえていたら??
遠回しの注意を与えましょう。
もっとも効果的な例が本書に書かれています。
多くの人の注意の例
①ほめる
②「しかし」といって注意する
多くの人の注意は①でせっかくほめたのにそれが否定されたかのように感じてしまいます。
「ほめたことって本当に本心なの??お世辞じゃない??」
と人は感じてしまいます。
頭から否定されるとその人の自尊心が傷つけられた気持ちになります。
本書に書かれている遠まわしの注意の例
①ほめる
②「そして」といってもっと良くなる方法を提案する
これは是非今日から実践していきたいことである。
このようにすれば相手はさらにほめられるために動いてくれる可能性が高まります。
これは日常生活でも比較的取り入れやすい方法だと思います。
是非取り入れていきましょう!!
- 自分のあやまちを話す
誰かに注意するときに自分もよく間違いを犯すと前置きした上で行うことも有効だろう。
相手もそんなに不愉快な思いはしないはずだ。
すごくこれは自然にできそうである。
- 命令をしない
こんな経験はないだろうか?
上司からこれをやれ、あれをやれなどと言われ自分のしたいことができなくなる。
するとその部下は上司に反発し、やがて言うことを聞かなくなる。
こういう「命令」が上司の思いと部下の思いのずれを生じさせている。
命令をしている人も嫌みでしている訳ではないことが主なのである。
会社において上司も部下も目指すところは一緒なので基本的に同じ方向を向いている。
では命令をせずしてどのように部下を動かすのか?
それは、暗示を与えることである。
例えば上司が部下に命令をする状況になったときに、
「こう考えたらどうだろうか?」
などの意見を求め、部下が自主的に仕事について考えさせる機会を与えることが大切なのである。
これはいわゆる本書のキーワードである、「重要感を与える」ことにつながっていることがわかる。
- 顔をつぶさない
ここで重要感を与えるもう一つのいい例が本書で紹介されている。
ここで書かれている例は、ある都合で従業員を解雇しなければいけない場合のことが書かれている。
こんな場面に直面してしまった方も多いと思う。
非常に残酷な伝達になってしまって伝える側も心が痛む場面だ。
もし経験がないのであれば想像してみてほしい。
本書を読む前までの僕ならこんな感じで部下に伝えるだろう。
「会社の方針で大幅な人員削減が行われることになった。これまで頑張ってきた君には申し訳ないが、来月一杯で契約を切らせていただきたい。」
おそらくこんな感じで部下に報告するだろう。
この伝え方では部下の顔は丸つぶれだ。
自分は会社の役に立てていなかったと自尊心が傷つけられる思いだろう。
本書に書かれている顔をつぶさない方法は以下の通りである。
①まずはこれまで頑張ってきてくれたことに心から感謝の意を述べる。
②その人の実力を評価する。
③部下を信じ、これからもできる限り協力するということを伝える。
これを活用すると、以下のような伝え方になると思う。
もっとよい伝え方はたくさんあるので一例として見ていただきたい。
「君はこれまで多くの仕事を成し遂げて会社の業績も大いに伸ばしてくれた。心から尊敬するしまた感謝している。非常に残念なのだが会社の方針で人員削減が行われているのは知っているかい?うちの部は会社の方針で事業が取りやめになり、君を含め数名の契約を切らなければいけなくなってしまった。
しかし、私は君のこれまでの頑張りや成果をずっと見てきた。君ならもっと大きなところで仕事ができる人材だ。私は君を信じている。またこれからもできる限り君に協力させていただきたい。」
このような伝え方だったらどうだろうか?
伝えられた相手はもし会社に仕事があれば引き続き雇ってくれるにちがいないと思うようになるだろう。
- 相手に美点や肩書き、権威を与える
こちらも簡単に言うと、「重要感を与える」ことにつながる。
相手に動いてほしければまず期待をかけることで相手はその期待を裏切らないように動くのである。
以上が人を変える九原則の解説です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
ご質問等ございましたらコメントよろしくお願いします。
これまでD.カーネギー「人を動かす」をPART1からPART4までの全てを解説してきました。
すごく長くなってしまって申し訳ありませんでした(笑)
これを読んだかたがより良い人間関係が作れることを願ってこのシリーズを終えたいと思います。
ありがとうございました。
本書はカーネギーさんの経験談もことこまかに書かれているのでとてもわかりやすい内容になっております。
是非読んでみて下さい。
おすすめです。
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