ものは値引きすれば売れる??←これ大きな間違いです。値引きじゃなくて○○をする!!薬学部の男が徹底解説してみた。 【マーケティング初心者】おすすめ本「100円のコーラを1000円で売る方法」永井孝尚 ~PART4,5.マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの戦略の違い~
こんにちは!!
今回も前回に引き続きマーケティングに関するお話です。
この記事を読むと得られる知識は以下のようになります。
- 簡単に値引きをしてはいけない理由がわかる
- マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの意味がわかり、最強に売れるビジネス戦略を立てることができる
- 値引きをしなくても売れる方法がわかる。
ビジネスにおける一つのゴールであるものを売ることを実現するためにもとても必要な知識になってきますので、ビジネスをしているかた、これからビジネスを始めたい方にはぜひ知って頂きたい内容です。
*この記事は永井孝尚さんの「100円のコーラを1000円で売る方法」を参考にしております。
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PART4.マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの戦略の違い
まずタイトルにある二つのビジネス用語の説明です。
- マーケットリーダー
その市場の売り上げシェアトップの会社
- マーケットチャレンジャー
同市場の売り上げシェアが2位以下の会社全て
家電量販店の例を挙げて説明しましょう。
これから見ると家電業界は以下のように分類できる。
ご理解いただけただろうか?
本書ではストーリー仕立てで話が進んでおり、主人公の勤めている会社は今で言うマーケットチャレンジャーに分類される会社であった。
そんな会社で、ある商品がよりお客様に注目されるように安易に値下げをしてマーケットリーダーである会社と価格競争に持ち込もうとした。
しかし、マーケットチャレンジャーがシェアトップのマーケットリーダーに低価格で挑んでも無謀である。
なぜなら、もしマーケットチャレンジャーがマーケットリーダーの商品と性能が同等のものを作ったとしたら、売り上げはマーケットリーダーの方が良いだろう。
例えばマーケットリーダーの方が3倍の売り上げになったとしたらかかる開発費のコストはマーケットチャレンジャーの開発費と比較して、3分の1になる。
つまり、マーケットリーダーの方が価格を大きく下げることができ、
その市場のコストリーダーシップを握っているのだ。
したがって、マーケットチャレンジャーが価格競争を挑むのは自分から負けにいっているようなもの。
じゃあマーケットチャレンジャーは降伏するしかないのか。
そういうことを言っているわけではなくて、価格ではないところで勝負するということである。
ここでキーワードとなってくるのは
「バリュープロポジション」
という言葉である。
本書を引用すると、バリュープロポジションとは
”顧客が望んでいて”
“競合他社が提供できない”
”自社が提供できる”
価値のこと
この3つを押さえることが何よりも大切です。
このいい例はキシリトールガムにあると本書では語られています。
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その具体的な例が気になる方はぜひ本書を読んでみて下さい。
つまり、価格競争におちいる理由はこの3つ
”顧客が望んでいて”
“競合他社が提供できない”
”自社が提供できる”
を考えられていないところなんです。
だから同じ商品が生まれて差別化できていけなくなるわけです。
闇雲に値下げを行うより、
自社の商品の強みはどこか??ターゲットはどこか??
そういうところを考えていけば自然と価値が上がっていくのではないかと考えています。
また本書のタイトルにもあるどこにでもあるコーラ(約100円)を1000円で売る方法もこれに乗っとっています。
この記事では紹介しないので是非本書を買って読んでみて下さい♪
目から鱗の内容ですよ♪
今回の解説は以上になります。
次回は新商品がなかなか売れない理由について話していきます!!
お楽しみに!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー最後までご覧頂きありがとうございました!!
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今回参考にした書籍
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